『春の肌と体の傾向予報』

【立春 (りっしゅん)〜春分(しゅんぶん)】2/4-4/4

春は、自律神経リズムも大きく変わり、副交感神経が優位になっていきます。
そのため、冬に溜め込んでいた老廃物をデトックスし分解していく肝臓が大忙しとなります。

睡眠時間が足りなくて、老廃物が流れにくいと、日中でも眠くなりやすくなります。新しい血をたくさん作り、疲弊させない時間を増やそうとしているのです。
肌の症状としては、外からの影響に敏感になることで、体内を疲弊させないようにしてるとも考えられます。

夜はいつもより長い睡眠時間をとり、お風呂にゆっくり浸かって気持ち良い時間を積極的に増やせば、肌も自然と落ち着いていくでしょう。
セルフケアとインナーケアで春も健やかに過ごしていきましょう。

症状の緩和に意識がいきがちですが、同じ内容のセルフケアで素肌美になることもできます。
目のケアを入念にしていけば
『良質の睡眠→視床下部→膵臓(すいぞう)→子宮』
内分泌系のインナーケアにつながります。

年齢とともに、瞼が下がり目が小さくなってきたという方も、女性ホルモンの分泌が気になっていたとしても艶やかな素肌美になっていけるのです。

対策ケアと美容ケア、同じ内容ですが、体力や臓器の疲弊具合によって変わるものです。
もふかふか素肌美人になりたい方も同じようにやってみてくださいませね。

いつものスキンケアにプラスしてみましょう

◎普段のスキンケアタイムに深呼吸を2-3回プラス
・オイルとバームの量も気持ち多めにし、手のひらで温める時間も1秒長く。 そして深呼吸の回数を2、3回増やす。
それだけで、冬の終わりの微細な季節の情報を効率的に体へお伝えできます。
体はその情報を全細胞たちに少しずつ伝えていきます。
早めに春の準備・春対策を進めてくれます。毎日の深呼吸を大切にスキンケアしてくださいね

・おすすめアイテム
サーキュレイトオイル
チェリッシュフラワーバーム

◎頭皮マッサージケア&耳まわし
頭の百会(ひゃくえ):頭部上部分のあたりならどこでもOK

1:タマスアビオイルを数滴垂らしてください。
2:手指にもオイルをぬり頭部上から側頭部、頭の後ろなど、マッサージし頭皮を柔らかく。
3:耳に指を入れ、耳を大きくまわしたり、ひっぱったり。耳に保湿オイルをぬりこんであげてくださいね。
耳の乾燥は年齢が出るところです。


頭皮マッサージをがっつりやりたい時は、クリアスキンオイルにタマスアビオイルとバームを混ぜ潤沢なオイルにバームの柔らかさを混ぜて充分にマッサージしてあげましょう。

●おすすめアイテム
タマスアビオイル
タマスアビバーム
クリアスキンオイル

サーキュレイトオイル
60mL
チェリッシュフラワーバーム30mL
(ご注文受付終了いたしました)
タマスアビオイル
30mL

【春のスペシャルケア

春肌は、角質がはがれやすいような乾燥、
デリケート、かゆみ、赤み肌に。

体の症状は、目がかゆく、涙が出やすくなります。
鼻水が出やすく、口はかわいきやすい症状になりがちです。

目の周り、鼻などの粘膜サポートケアをしましょう。

【春肌サポートケア】

◎鼻バーム
外に出る時、寝る前など、鼻の粘膜にバームをひと塗りし、少しずつ変わる季節の空気をいっしんに受け空気のコンディションを整えている鼻をサポートしてあげましょう。

●おすすめアイテム
タマスアビバーム
チェリッシュフラワーバーム

◎目・目の周り、こめかみ、おでこ(眉間・眉毛の周りを中心に)ツボ押し、
目の周りのパック、目の温め

●おすすめアイテム
タマスアビオイル
タマスアビバーム
ちゅらみぃ

<肌のお悩み別ケア>
かゆみ、赤み、ガサガサ肌の時→ローションパック
乾燥がひどい時、眠れない時、落ち着けない時→バームパック

タマスアビバーム
17mL
ちゅらみい

体の内側から春肌をサポートするインナーケア

月桃ノ葉茶

◎月桃茶
月桃ノ実茶と葉茶は、この時季、引き続き毎日召し上がるのがおすすめ。
気温が暖かい時は、「葉」茶を多めにして流れる体をサポートしてあげてください。

◎「冬の薬膳スープ」
まだまだ寒いので、この薬膳スープが私たちを大いにサポートしてくれます。お酢などを足し始め、味変も良いと思います。
春も中ごろ、盛りになってきたら「春の薬膳スープ」へ。

◎「月のしずく」
自然の水、湧水、温泉水などを取り入れ、水分を多目に召し上がりましょう

◎「浜比嘉塩」
胃酸を作り、デトックスを助ける塩も海塩を取り入れて

【おすすめ食材
血を補い、気を巡らせる食材がおすすめ。酸味、苦味、甘味を中心とした味付けでバランスを
●春菊、ブロッコリー、大根、ネギ、ニラ、菜の花、えのき、梅干し、

春爛漫の時期を迎える前から、冬に溜まった体をほぐす準備をし、春の陽を感じ、土の潤いが染み渡り、植物が芽を出し、花を咲かせ、虫たちも飛び回っていきます。

体内の水・血・気たちも勢いよく流れはじめ、芽吹いていくだなぁ。と イメージをしておかれると良いと思います。季節に合わせていけば大丈夫です♪

・冬の後: 立春2/4〜雨水
・春の前: 雨水2/19〜啓蟄
・春の中: 啓蟄3/6〜春分
・春の盛: 春分3/21〜4/4

晴明、穀雨をすぎて立夏へと季節は移っていきます。
季節と肌と体の傾向を知り、私らしい素肌美へ。

素肌美容家 うすき友美